「4年後、北相木村議会議員の半数を女性に」をテーマに一緒に考えてみませんか。
日本の女性議員の割合
- 衆議院議員 45人/465人(9.7%、190か国中168位)
- 市町村議会議員 4,382人/29,608人(14.8%)
- 参議院議員 56人/243人(23.0%)
- 都道府県議会議員 305人/2,621人(11.6%)
この社会のさまざまな仕組みを決めていく際に、国民、都道府県民、市町村民の代表として意見を述べる立場にある人たちの割合です。
女性割合が1割前後の議会で実効的な対策を考えられますか?
2023年1月19日に開かれた第1回こども政策の強化に関する関係府省会議(少子化対策会議)、ニュースで会議の様子を見る限りでは、女性メンバーはごくわずかしか確認できませんでした。この男性中心のメンバーでより良い対策が打てますか?視点が偏ってはいないでしょうか?
アイスランドでは…
ジェンダーギャップ指数(男女格差指数)において13年連続世界1位のアイスランドは国会議員に占める女性割合は47.6%です。そんなアイスランドでは政治、経済などさまざまな分野で男女の格差を禁止する制度が法律で定められています。
しかし、制度で定めるだけでなく、それに先立って「女性の日」に女性がストライキを起こして声を上げたり、男女平等を徐々に浸透させて男性の意識を変えたりと、さまざまな運動を通して社会の男女平等に対する意識を変えてきました。
結局は
有権者の意識が変わらない限り、社会は変わっていかないのだと思います。
まずは身近な家庭での役割分担などから男女平等について考え、意識を変え、社会を変えていきませんか。
女性議員を増やす、という考え方にはさまざまな意見があるかと思います。
- なぜ半数の女性議員が必要なの?
- なぜ村議会議員から始めるの?
- 議員の男女割合は選挙で選んだ結果なのでそれでよいのでは?
- 半数という数値目標は必要なの?
- 数値目標の設定は議員の低下につながるのでは?
- このテーマの話し合いに男性が参加する必要性はあるの?
- 割合を増やすのは女性議員だけで良いの?
「女性議員を増やすことが必要なのか」を含め、上記のような疑問については別の投稿にて私なりの見解を示しています。↓ここをクリックしてみることができます。
まずは気軽に意見を述べ合える機会を作っていければなと思っています。
話し合いのための原則
- 男性、女性、性的マイノリティ、各世代…それぞれの立場を尊重します。それぞれの立場を否定しません。どちらかを選ぶのではなく多様な考え方を許容し、その上でどのような制度がみんなにとって窮屈でないかを考えます。
- 揚げ足は取りません。考え方を整理し意識を変えていく過程には、紆余曲折があるかと思います。言葉を選んで結果話せないようではなかなか前に進めません。思ったことを率直に話せるように、揚げ足は取りません、取らないでください。
- 目標達成も必要ですが、過程を大事にします。話し合う中で、目標やその方法、ここに記す原則も変化することがあります。そしてこの過程はすべて記録に残していきます。
- 社会を構成する人々の意識が変わり、男女はじめ多様な人々が政治に関わる(もしくは自分事として関心を持つ)ことによって多様な人々の差異を許容できる社会を作っていくことを目標とします。半数の女性議員創出はそのための第一歩であって目的ではありません。
- 各政党等に基づく政治信条は話し合いの場に持ち込みません、また主張しません。民主主義を土台とし、その根底である男女平等、そして政治への男女参画という大前提を実現していきましょうという考えです。
多様性を認めるという考え方については下記に書いています。
ご興味がある方はcontact@kaza-mi-dori.comまでご連絡ください。
2023.2.13 | 投稿 |
2.19 | 「選択肢があるということ」を追加 |
2023.2.19Ver2
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